本日は、こちらのショーへ。
レッキンクルーオーケストラの最新作「ドゥードゥリン」鑑賞!!
めっちゃイカついフライヤーですよね(笑)。
ベリーダンスとは関係ないのですが、実は、私の
大学時代のダンスサークル
慶応Dancing Crew JADEの後輩で
プロのダンサーになった YuKKO(ゆっこ) がメンバーとして
出演しているのです。
YuKKO
今回のショーは、
ストリートダンスと、最先端の照明と、
プロジェクションマッピングの融合。
結成されて12年という、レッキンクルーは、
'光のダンス'で強烈なインパクトを与え、
Xperia(TM)の広告に登場。その広告は
第66回広告電通賞「テレビ広告・情報・通信部門」を受賞。
YouTubeの動画は、動画再生2500満開を突破。
世界15カ国以上で上演されているショーです。
「まるで音が見えるような」身体芸術。
…と、うなずきながらフライヤーを読み
ワクワクしながら、「Zeppブルーシアター六本木」へ。
ちなみに、今回は、900席の会場が、9回公演全部
ソールドアウト!!!!
というすごい人気ぶり。
出演者のYuKKOにチケットを取ってもらい(ゆっこありがとー!)
前から10列目といういい席でした。
...
もうね、すごかった!!!
感動して、泣いた!!!
展開がすごい、
企画がすごい、
そして、あったかい。。。
フライヤーからは「オラオラっ!」っていう
ストリートダンスのイメージが強かったけれど、
行ってみたら、ぜんぜん違った。
思わず「ぷぷっ」って笑わせてくれる
コメディーな寸劇がたくさん。
ふとした日常の仕草をステージ上のダンサーがしてみて
それが、光と映像で、ずばばばーん!!みたいに
空(ステージ上のスクリーン)に広がってみたり。
本物のでかい風船が客席に降ってきたり。
夢がいっぱい。
いわゆる、HipHop、ハウス、ロッキン(ロックダンス)、
ブレイキン(ブレイクダンス)などのオンパレード、、という
構成ではなく。
ショーの構成としては、ユーモアたっぷりで笑わせてくれる所は
コンテンポラリーの革命児集団、
コンドルズのハジける公演を彷彿とさせたし、
四角いサイコロを使う視覚的効果を使った演出は
Dazzleの持つ、ノーブルでエレガントで緻密な計算を思い出させた。
そう、つまり、単なるストリートのダンスショーショーを超えた
身体芸術の世界だったのです。
ショーの中には、踊りを主としない時間が長い間あり。
セリフがない、アクティングの中で、
まるでその人がダンサーであったことを忘れてしまうほど、
観客の心をつかむ。
アクティングは、ププって笑うものもあるけれど、
じつは、演目を通じてひとつの大きなテーマがあって
そのテーマは、
すごくハートフルだし、
踊っているメンバーの、熱い想いが伝わってくる。
そう、電飾を着ていない時間も、すばらしかった。
そして、すごかったよ、、電飾をまとったダンス
EL SQUADのダンス!!
YouTubeは見てたけど、それ以上というか、
やはり、ライブはすばらしい。
EL SQUAD 始まる時に、真っ暗の暗転の中で、
ダンサーが客席に素早く潜んだ瞬間があった。
その瞬間の、その気配は、忍者。
めちゃだだだっ!て駆け込んで来たと思ったら、
一瞬粋をひそめた、その気配…
お客さんみんなを喜ばせてあげようという
そういう気持ちが、すごく伝わってくる気配だった。
客席、どよめき、大喜び!!!!
カーテンコールでは、客席から、惜しみない拍手が!
メンバー挨拶。リーダーのYOKOIさんのスピーチ。
熱い想いがまたしても伝わる。
YuKKO発見!(右から2人目の女子)。
めちゃくちゃ誇らしかった!!!
YuKKOが踊っている間には、YuKKOのダンスに釘付け。
めちゃ号泣。。
学生の頃のYuKKOの姿や、
もう10年くらい前に品川でランチした時に、語ってくれた
将来とダンスについてのYuKKOの熱い想い。
不本意だった、大学時代の闘病と、副部長だった三田祭で踊れなかったこと。
ダンスのために、慣れない大阪に拠点を移し、
一歩一歩努力を重ね、
忙しい合間をぬって後輩JADEのリハーサルにもかけつけるYuKKO。
彼女が踊る姿に、なんか、涙がとめどなくあふれました。
プロになり、力みが抜けたYuKKOのダンスは
すごく力強いんだけれど、軽やかで。
すごい数の練習やリハ、衣装の準備や早替え、
日々の体調コントロール。
もちろん、プロだから、それは当たり前のことだけれど、
日本でダンサーとして最前線で活躍するのは
相当の気合いと努力と献身がいる。
それを軽やかにこなしているYuKKOのダンスが
もーほんと素敵で、誇らしかった。
終演後の熱気あふれるロビー。
感動の余韻で、その場を去りがたいお客さんたち。
知人ファミリー発見!
仁くん&Lalakaちゃんご夫妻と、お子さんのけいとくんと、みうちゃん。
みうちゃんは、ショーの間に一緒に踊っていらたらしいし、
けいとくんは「楽しかったです!!」って元気に感想を言ってくれた。
ロビーには、たくさんの祝花があふれていました。
たぶん20個以上あったと思う。
YuKKO待ち〜やっと出てきた!
ゆっこ、すばらしかったよ!!!
JADEを支えてくださっている、(株) D-Flexの菊池さんと
息子さん、こまっちゃんと一緒に。
パンフレットにサインしてもらいました(^ ^)
ゆっこに「感動して泣いたよ〜」って言ったら、
「バーバラさんが泣いてるの(ステージから)見えました!
よっしゃ!!って思った」って。笑
JADEの通し(リハ)や本番でも
いいショーで感動するとすぐに涙がでちゃうので。笑
ゆっこもJADEには熱い気持ちを持ち続けてくれているOGのひとり。
学生時代から光ってて、姉貴肌で、みんなを引っ張ってた。
YuKKO、おつかれさま。ほんとすばらしかったよ!!
終演後のステージでは、感動の熱が覚めず、Doodlin'の文字と記念写真する人がたくさん。
90年代に、ストリートダンスを踊って、
ストリートダンスがまだマイナーだった頃から、
HipHopやハウスやビバップやブレイクダンスを踊るみんなと
一緒に走った私としては、感無量の公演。
今やストリートダンスは、学校で教わる授業のひとつだし。
こうして、ストリートダンスを、芸術として昇華させる
ダンスカンパニーがあることが素晴らしいし、
そのメンバーのひとりに YuKKOが居るなんて
すごい誇りだ。
最後に客席から降ってきた、ハートのひらひら。
ストーリーを繋いだ、紙飛行機のように飛んで来て、
粋だった。
出演者の想いも伝わってきました。
すばらしいショーでした。
ほんとうに。
レッキンクルーのみなさんには、
これからも、どんどん活躍していただきたいです。
そして、ジャンルを超えて、すべてのダンスを踊る
ダンサーのみなさんに、このショーをお勧します。
インスピレーションをいーっぱいもらいました。
ありがとうYuKKO!!!!
ありがとうWRECKING CREW ORCHESTRA!!!